週明けの相場の動き
FX(外国為替証拠金取引または外国為替保証金取引)取引を行う場合、週明けの相場の動きは一般的にどのような傾向があるのでしょうか。
各国の外国為替市場の相場は、週末の政治的な動向や経済的な動向に大きく影響を受けるため、週末にかけて、何らかの動きがあった場合には、相場にもその動きが大きく反映されると考えていいでしょう。
誰もが記憶に新しい、アメリカのリーマンブラザーズの破綻は、リーマンショックと呼ばれ、世界経済に大きな影響を及ぼし、その余波は現在も続いています。
リーマンブラザーズの破綻が正式に発表されたのは、2008年9月15日の月曜日でしたが、9月9日にリーマンブラザーズの株が40%以上急落し、10日にはリーマンブラザーズの6~8月期の最終損益が39億ドルに達していることが発表され、11日にはバンク・オブ・アメリカをはじめとする金融機関へ会社を身売りする交渉に入ります。
そして、9月14日の日曜日には、アメリカ政府からの公的資金投入が望めないことから、リーマンブラザーズの身売りは失敗に終わり、翌15日の月曜日に破綻を発表することになりました。
リーマンブラザーズのような、アメリカを代表する世界的にも有名な企業の破綻は、金利にも大きな影響を及ぼしますから、週末の終値に比べて、週明けの始値には、大きな開きが生じることになります。
そのため、週明けの相場は、週末の各国の政治的な動向や経済的な動向の影響を受けて大きく変動する可能性が高いといえます。
もちろん、毎週末、必ず大きな動きがあるとは限りませんが、少なくとも、現在のFX取引においては、2008年9月のリーマンショックを機に、各国の政策金利が下がり、現在も下落傾向が続いていることから、週明けの相場には、大きな値動きがあるという可能性が高いといえます。
このような大きな値動きで多大な損失を負わないためにも、ロスカットを活用するだけではなく、自分が取引している通貨ペアの国などの経済動向や政治動向にも十分注意をする必要があります。